2009/07/10

これぞパブリックヘルス

アメリカの医療制度改革、と言えば今は
無保険者をどうカバーするかが最大の焦点ですが、
この政策にせよ、対症療法的と言えば対症療法的です。

もっと根本的なところで、どうすればアメリカ国民を健康にできるか、
という話が出ない限りはこの国の医療費はこれからも
圧倒的なスピードで上昇し続けるのでしょう。
(人口の34%が肥満で、そういう人たちが高齢期に
 差し掛かったら一体何が起こるんでしょうか。。)


そんな背景があるので、一連の医療改革話の中で
「公園や歩道を沢山作ろう」という動きが一部で出てきたのは
パブリックヘルス系の人間にとっては、おぉ!という感じです。

この未曾有の経済危機下で公園なんて作ってられっか、
なんてお叱りを受けそうですが笑。 
まぁピースフルでいいじゃないですか。
なんて、エビデンスはそれなりにあるんでしょうね、
即効性はないにせよ。

まぁ、日本もそうですが、親が子供を外で遊ばせなくなっている、
ということも聞くので、治安対策等とセットでやっていく必要も
あるでしょうが。

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